とくしま新名物を探る GOTTSO阿波 美~ナス
2024.09.17
生みの親は、地元有志🔥
その名を見聞きしたことがあるという方、とても多いと思われる徳島が誇るブランド野菜「美~ナス」。こちらを生産しているのが、阿波市の農業後継者が中心となって組織されたグループ「GOTTSO阿波(ごっつぉあわ)」さんだ。会長の寺井さんにお話をお伺いした。
「GOTTSO」は阿波弁で「ごちそう」という意味の「ごっつぉう」に由来し、そこに地元の地名「阿波」をプラスして命名された。平成24年に阿波市観光協会所属グループとして発足、現在20代~50代の12名で構成されている。年齢に関係なく忌憚なく意見を言い合える関係を大事にしていて、他分野で活躍をされていた各々の強みを活かしPR活動に積極的に取り組まれてきたのだそう。その結果、2016年「阿波市特産品認証制度」の認証品となり、「とくしま特選ブランド」にも加わった。2020年には「第7回ディスカバー農山漁村の宝」ビジネス部門準グランプリを獲得、2021年には「とくしま安²GAP農産物認証制度」「安²GAP優秀認定」も取得するなど快進撃を続けている。


ブランドを育む、こだわりと思い🍀
実際に畑に行って、「美~ナス」の苗木を見せてもらった。パイプにネットを引っかけた独特の栽培スタイル。台風にも耐えられるよう、寺井さんが試行錯誤を重ね考案された方法だ。ネットの高さは作業効率を考え設計されている。みんなが少しでも楽にスムーズに作業できるよう、常に逆算しより良い方法を考えていると寺井さんは話してくれた。
通常のナスは、葉っぱが小さく葉脈部分が紫色なのが特徴だが、「美~ナス」は全体が緑色で葉っぱが大きく背丈が小さい。花が咲いてから2~3週間ほどで実ができるのだそう。均等にもられた土、整然と植えられた苗木、雑草のない土壌、綺麗に張られたネットとマルチビニール…。寺井さんをはじめとするメンバーの皆さんのきめ細やかなこだわりや「美~ナス」にかける熱い想いが、畑を眺めただけで伝わってきた。


ナスのイメージを変えていく🍆
そもそも夏秋ナスの県内シェア7割を占める阿波市だが、近年はだんだんと消費量が減少し敬遠されがちな状況にあったのだそう。その状況をなんとか打破し、子どもや若い親世代にも食べてもらえるナスを作ろう!と生み出されたのが「美~ナス」だった。日々生育調査を行いながら、最初は試験的に110本の苗木から育て始め、現在では生産者12名で5000本の苗木を生産している。「美~ナス」の特徴は、なんといっても美しいひすい色をした皮の色。大きさも200gと通常のナスより約2倍でぽってりとした愛らしい姿をしている。味は、雑味がなくアク抜きする必要がない。また、果肉そのものにほんのりと甘みがあり、スイーツにも使われるほどだ。口に入れるとトロトロっととろけるような食感も人気。果肉の繊維がきめ細かいので、味をよく吸収し料理の味を引き立ててくれる。素揚げや、皮を少し残し揚げる天ぷら、肉料理に入れるのもおすすめとのことだ。
「GOTTSO阿波」さんは、食育活動も積極的に行っている。栽培から収穫の過程を知り、調理の経験をすることで、子どもたちはどんどん野菜を好きになるのだそう。年に1~2回、阿波市の学校給食にも取り入れられているとのことだ。
県内の産直やスーパーで購入できるそうなので、ぜひ一度ご賞味あれ!(詳しくは「GOTTSO阿波」のホームページをご覧ください)。



その名を見聞きしたことがあるという方、とても多いと思われる徳島が誇るブランド野菜「美~ナス」。こちらを生産しているのが、阿波市の農業後継者が中心となって組織されたグループ「GOTTSO阿波(ごっつぉあわ)」さんだ。会長の寺井さんにお話をお伺いした。
「GOTTSO」は阿波弁で「ごちそう」という意味の「ごっつぉう」に由来し、そこに地元の地名「阿波」をプラスして命名された。平成24年に阿波市観光協会所属グループとして発足、現在20代~50代の12名で構成されている。年齢に関係なく忌憚なく意見を言い合える関係を大事にしていて、他分野で活躍をされていた各々の強みを活かしPR活動に積極的に取り組まれてきたのだそう。その結果、2016年「阿波市特産品認証制度」の認証品となり、「とくしま特選ブランド」にも加わった。2020年には「第7回ディスカバー農山漁村の宝」ビジネス部門準グランプリを獲得、2021年には「とくしま安²GAP農産物認証制度」「安²GAP優秀認定」も取得するなど快進撃を続けている。


ブランドを育む、こだわりと思い🍀
実際に畑に行って、「美~ナス」の苗木を見せてもらった。パイプにネットを引っかけた独特の栽培スタイル。台風にも耐えられるよう、寺井さんが試行錯誤を重ね考案された方法だ。ネットの高さは作業効率を考え設計されている。みんなが少しでも楽にスムーズに作業できるよう、常に逆算しより良い方法を考えていると寺井さんは話してくれた。
通常のナスは、葉っぱが小さく葉脈部分が紫色なのが特徴だが、「美~ナス」は全体が緑色で葉っぱが大きく背丈が小さい。花が咲いてから2~3週間ほどで実ができるのだそう。均等にもられた土、整然と植えられた苗木、雑草のない土壌、綺麗に張られたネットとマルチビニール…。寺井さんをはじめとするメンバーの皆さんのきめ細やかなこだわりや「美~ナス」にかける熱い想いが、畑を眺めただけで伝わってきた。


ナスのイメージを変えていく🍆
そもそも夏秋ナスの県内シェア7割を占める阿波市だが、近年はだんだんと消費量が減少し敬遠されがちな状況にあったのだそう。その状況をなんとか打破し、子どもや若い親世代にも食べてもらえるナスを作ろう!と生み出されたのが「美~ナス」だった。日々生育調査を行いながら、最初は試験的に110本の苗木から育て始め、現在では生産者12名で5000本の苗木を生産している。「美~ナス」の特徴は、なんといっても美しいひすい色をした皮の色。大きさも200gと通常のナスより約2倍でぽってりとした愛らしい姿をしている。味は、雑味がなくアク抜きする必要がない。また、果肉そのものにほんのりと甘みがあり、スイーツにも使われるほどだ。口に入れるとトロトロっととろけるような食感も人気。果肉の繊維がきめ細かいので、味をよく吸収し料理の味を引き立ててくれる。素揚げや、皮を少し残し揚げる天ぷら、肉料理に入れるのもおすすめとのことだ。
「GOTTSO阿波」さんは、食育活動も積極的に行っている。栽培から収穫の過程を知り、調理の経験をすることで、子どもたちはどんどん野菜を好きになるのだそう。年に1~2回、阿波市の学校給食にも取り入れられているとのことだ。
県内の産直やスーパーで購入できるそうなので、ぜひ一度ご賞味あれ!(詳しくは「GOTTSO阿波」のホームページをご覧ください)。


