TAKUMI PROJECT
vol.10 古式そば打ち体験塾
今回ご紹介する「匠」は奥祖谷で「古式そば体験塾」をされている、「つづき商店」都築麗子さんです。
約900年前の源平合戦後、敗れた平家の落人が隠れ住んだとされる「祖谷」。平家の落人たちは、祖谷が稲作には適さない場所であったため、米よりも短い期間で収穫できるソバを栽培し、ソバを使った料理で生活をしのんでいました。「祖谷そば」、ソバの実の皮を除いたものを使った「そば米汁」、そば粉を練って食べる「そばがき」など…。徳島に住んでいる方は一度は食べたことがあるのではないでしょうか?900年も前に先人たちが食べていたものが、「匠」によって日本だけでなく世界中に広まろうとしています。
昭和55年頃からそばの製造を始め、15年ほど前からそば打ち体験塾を始められたそうです。以来、都築さんのところでそばを作りたい!世界中からたくさんの観光客が訪れます。祖谷そばを打ち、祖谷の郷土料理を食べ、「ここのご飯はナンバー1!」と感動して帰られるそうです。そば工房の隣の食堂に貼られている世界地図を眺めていると、たくさんの国や地域に押ピンが押されていました。
約900年前の源平合戦後、敗れた平家の落人が隠れ住んだとされる「祖谷」。平家の落人たちは、祖谷が稲作には適さない場所であったため、米よりも短い期間で収穫できるソバを栽培し、ソバを使った料理で生活をしのんでいました。「祖谷そば」、ソバの実の皮を除いたものを使った「そば米汁」、そば粉を練って食べる「そばがき」など…。徳島に住んでいる方は一度は食べたことがあるのではないでしょうか?900年も前に先人たちが食べていたものが、「匠」によって日本だけでなく世界中に広まろうとしています。
昭和55年頃からそばの製造を始め、15年ほど前からそば打ち体験塾を始められたそうです。以来、都築さんのところでそばを作りたい!世界中からたくさんの観光客が訪れます。祖谷そばを打ち、祖谷の郷土料理を食べ、「ここのご飯はナンバー1!」と感動して帰られるそうです。そば工房の隣の食堂に貼られている世界地図を眺めていると、たくさんの国や地域に押ピンが押されていました。

古式そば打ち体験、スタート。
そば打ちの工程は、「そばの実を挽く→ふるう→こねる→打つ→切る→茹でる」この流れで出来上がります。
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〈1.挽く〉 昔ながらの石臼でソバの実を挽いていきます。祖谷そばは、ソバの実に殻がついたまま挽くのが特徴です。
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2人で挽いても結構力を使います。昔は、女性がそばの実を挽くことが日常だったというから驚き。都築さんの美しい歌声を聞きながら挽きました。
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〈2.ふるう〉 挽き終わったら挽いたそば粉を集めて、ふるっていきます。
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〈3.こねる〉 ふるった粉に水を加えながらこね、そばの生地を作っていきます。
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素早くこねないと、祖谷そばはつなぎが入っていないため、生地にひび割れが入ってしまいます。そば粉の割合が高くつなぎを使わないので、ぷつぷつと切れやすいのが「祖谷そば」の特徴です。
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〈4.打つ〉 こねた後は、生地をめん棒で伸ばしていきます。都築さんにお助け頂きながら、生地を薄くしていきました。
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〈5.切る〉 押切で生地を切っていきます。祖谷そば完成まで、あと少しです。
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〈6.茹でる〉 “三返り”といって3回差し水をすることで、そばの香りが立ち、芯まで火が通ります。
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ぬめりがとれるまで冷水ですすいだら、完成です。
この日作った祖谷そばは一部持ち帰りましたが、都築さんに教わった茹で方でとても美味しく頂くことができました。
祖谷の郷土料理を、堪能。

そば打ち体験の後は、作った祖谷そばを食べました。都築さんのおもてなし料理も頂き、祖谷の食材を堪能しました。
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そばが食べれる!と思いながら、そば工房の隣になる部屋に入ると都築さんの手料理がずらりと並んでいました。古式そば体験塾では、「そば打ち体験とお食事」がセットで3,500円となっています。季節によって食材を変え、都築さんが振舞ってくれます。
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都築さんが採ってこられたという旬の山菜、薬草、天然舞茸の天ぷらも頂きました。
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こちらは、祖谷こんにゃくと鹿肉のから揚げ。どのお料理もとても美味しかったですが、祖谷こんにゃくのから揚げの美味しさには、スタッフ全員驚愕…。こっそり都築さんにレシピを聞いて帰りました。
『うま~~~っ!』
都築さんのとても美味しい手料理に、三加茂店 店長もこの表情。
都築さんのとても美味しい手料理に、三加茂店 店長もこの表情。

祖谷に行かないとわからない文化や料理に触れることができ、とても幸せな時間を過ごしました。豊かな自然に囲まれている生活、うらやましく思います。
徳島の観光地でもある祖谷で、今回も素敵な「匠」に出会えることができました。
徳島の観光地でもある祖谷で、今回も素敵な「匠」に出会えることができました。
祖谷に行かれる際は、「古式そば打ち体験」はいかがですか?

クラウンに乗って、祖谷ドライブ。
今回、クラウンに乗って「匠」の元へ。徳島市内から2時間ほどの場所だ。クラウンについて、みなさんはどのようなイメージをお持ちだろうか。2018年6月にフルモデルチェンジしたクラウンは、『走行性能』を徹底的に追及した。うねったり、荒い路面を走ったりしても、ドライバーの目線が動かずに駆け抜けていく。「走る・曲がる・止まる」といった基本性能が大きく進化し、助手席に乗っていても、クルマが跳ねず安定しているから乗り心地が最高だ。また「走る・曲がる・止まる」の性能に加えて、大きく変わったのが「つながる」というサービス。「DCM」という機能によって、24時間365日、人・クルマ・社会・街がつながり、これまでにはないカーライフが実現する。
“いつかはクラウン”と言われていた時代は終わり、クラウンはもっと身近なものになろうとしている。
“いつかはクラウン”と言われていた時代は終わり、クラウンはもっと身近なものになろうとしている。
TAKUMI PROJECT
徳島県の「匠」をご紹介!
徳島を愛し、特色を生かし、技を磨く匠。
夢に向かってモノをつくる力を徳島トヨタは応援します。
徳島を愛し、特色を生かし、技を磨く匠。
夢に向かってモノをつくる力を徳島トヨタは応援します。