水素ってなあに?どうやって作るの?
2021.03.20
3月16日(火)、徳島グランヴィリオホテルにて行われた『 令和2年度 徳島県水素グリッド導入連絡協議会 』に参加させて頂きました。
当社からは水素で動く「 MIRAI 」を持っていきました!🚘
酸素と水素の化学反応によって大きな電力を生み出すことができる車、MIRAI。給電している様子を実演しました。
その様子がこちら👇


協議会では、これからの水素エネルギー普及拡大に向けた徳島県の取り組みや今後の事業展開について、四国大学 学長 松重和美 委員長をはじめお話が進められました。


【 そもそも水素ってどうやって作るのか? 】
少し前のブログでもご紹介させて頂きましたが、トヨタの「 MIRAI 」は、水素で走ります(๑•̀ㅂ•́)و✧
水素と酸素を燃料電池に取り組み充電。そして、その電機でモーターを駆動させて走る仕組みとなっています。
しかし皆様、そもそも水素はどうやって作られているのか考えたことはありますか?
どのようにして、製造したり採取したりするのでしょうか...

水素は、石油や天然ガスなどとは違い、自然界にそのままの状態では存在しないそうです😲
水素という元素(H)は、水(H2O)などを構成するので、もちろん地球上に存在しますがそのまま燃料として使える「燃える気体」としての水素ガス(H2)は、天然にはないみたいです。
つまり!地下を掘ったり、空気を精製したりしても水素そのものは得られないということ!
ではどうやって水素ガスを入手すれば!?Σ(っ °Д °;)っ
そう思った方、多いはず!🙄
気になる水素の生産方法とは?
┃化石燃料からつくる
現在、主流となっているのがこの方法。天然ガスや石油などの化石燃料を使って水素を発生させます。
多くの量を短時間に製造することができ、安く作れるというメリットがあります。
しかし、生産過程において二酸化炭素が排出されるのがデメリット。
・水蒸気改質法
とても安価な方法であるため、世界の90%がこの方法を採用。
高温下で化学燃料と水蒸気を反応させることで水素を発生させる方法。
・副生水素
苛性(かせい)ソーダ(水酸化ナトリウム)の製造工程で発生する水素が代表的なもの。
この方法で発生させた副生水素は純度が高いという特徴。
┃水からつくる
化石燃料を使用した水素の製造方法とは違って、炭酸ガスが発生しないというメリットがあります。
しかし、かかる時間や費用、取り出せる水素量を比較すると、やはり化石燃料から生産する方法が大きく上回っています。
・電気分解法
注目の燃料電池は「 水素と酸素が反応すると電気が発生する 」という原理を応用したもの。
この電気分解法はその逆で「 電気を使用すれば水から水素と酸素が取り出せる 」という発想。
電気エネルギーを加えることによって、水が水素と酸素に分割するという化学反応を利用している。
今回は代表的な「 化石燃料からつくる方法 」と「 水からつくる方法 」の二つをご紹介しましたが、他にも太陽光や風力といった自然の力を使って作ることもできるみたいです!🌳🔆
【 水素エネルギー普及拡大に向けた徳島県のこれまでの取組みについて 】
徳島県では、平成27年に産学官の関係者からなる「徳島県水素グリッド導入連絡協議会」を立ち上げ、同年策定の「 徳島県水素グリッド構想 」に基づき、水素社会実現に向けた取組みを推進しています。
◦県庁への水素ステーション整備
「中四国初」となる自然エネルギー由来・水素ステーション(SHS)を設置 〔H27〕
◦移動式水素ステーション導入
「四国初」となる事業者の移動式水素ステーション導入を支援 〔H27〕

◦燃料電池自動車(FCV)
公用車として全国トップクラスの7台を所有。県単独のFCV購入補助制度を創設
◦燃料電池バス( FCバス ) 試乗会
早期導入を目指し「四国初上陸」の燃料電池バスによる試乗会を実施 〔H29~〕
◦徳島空港における SHS・FCFLセット運用開始
地方空港では「全国初」となるSHS+FCFLのセット導入を支援 〔H30〕
徳島県はこれまで地方初の水素社会実現に向けて、このように積極的な取り組みを進めています。
今後の事業展開については、地産水素を活かした供給拠点構築と燃料電池バス導入の好機を逃さす、徳島から水素社会の実現を加速していきたいと今回の協議会でお話をされていました。
『 人体にも環境にもプラスの効果をもたらす注目の物質 』
人体にはアンチエイジング効果をもたらし、環境面では炭酸ガスを発生させずに車を動かすという夢のような物質です。
宇宙で最も数が多く、空気よりも軽い物質でありながら、その爆発的なエネルギーが大きな可能性を秘める水素。
今後も研究が進めばさらに活躍の場が広がるかもしれません🌾🌴
また、徳島トヨタでは、MIRAIの試乗車をご用意しております!
実際に『 MIRAI 』を運転してみたい!という方はこちら👇
https://www.t-tokushima.jp/lineup/mirai
※MIRAIの試乗車は各店舗ごとに巡回致します。ご注意ください。
TAG PROJECT▼
https://www.t-tokushima.jp/tagproject
当社からは水素で動く「 MIRAI 」を持っていきました!🚘
酸素と水素の化学反応によって大きな電力を生み出すことができる車、MIRAI。給電している様子を実演しました。
その様子がこちら👇


協議会では、これからの水素エネルギー普及拡大に向けた徳島県の取り組みや今後の事業展開について、四国大学 学長 松重和美 委員長をはじめお話が進められました。


【 そもそも水素ってどうやって作るのか? 】
少し前のブログでもご紹介させて頂きましたが、トヨタの「 MIRAI 」は、水素で走ります(๑•̀ㅂ•́)و✧
水素と酸素を燃料電池に取り組み充電。そして、その電機でモーターを駆動させて走る仕組みとなっています。
しかし皆様、そもそも水素はどうやって作られているのか考えたことはありますか?
どのようにして、製造したり採取したりするのでしょうか...

水素は、石油や天然ガスなどとは違い、自然界にそのままの状態では存在しないそうです😲
水素という元素(H)は、水(H2O)などを構成するので、もちろん地球上に存在しますがそのまま燃料として使える「燃える気体」としての水素ガス(H2)は、天然にはないみたいです。
つまり!地下を掘ったり、空気を精製したりしても水素そのものは得られないということ!
ではどうやって水素ガスを入手すれば!?Σ(っ °Д °;)っ
そう思った方、多いはず!🙄
気になる水素の生産方法とは?
┃化石燃料からつくる
現在、主流となっているのがこの方法。天然ガスや石油などの化石燃料を使って水素を発生させます。
多くの量を短時間に製造することができ、安く作れるというメリットがあります。
しかし、生産過程において二酸化炭素が排出されるのがデメリット。
・水蒸気改質法
とても安価な方法であるため、世界の90%がこの方法を採用。
高温下で化学燃料と水蒸気を反応させることで水素を発生させる方法。
・副生水素
苛性(かせい)ソーダ(水酸化ナトリウム)の製造工程で発生する水素が代表的なもの。
この方法で発生させた副生水素は純度が高いという特徴。
┃水からつくる
化石燃料を使用した水素の製造方法とは違って、炭酸ガスが発生しないというメリットがあります。
しかし、かかる時間や費用、取り出せる水素量を比較すると、やはり化石燃料から生産する方法が大きく上回っています。
・電気分解法
注目の燃料電池は「 水素と酸素が反応すると電気が発生する 」という原理を応用したもの。
この電気分解法はその逆で「 電気を使用すれば水から水素と酸素が取り出せる 」という発想。
電気エネルギーを加えることによって、水が水素と酸素に分割するという化学反応を利用している。
今回は代表的な「 化石燃料からつくる方法 」と「 水からつくる方法 」の二つをご紹介しましたが、他にも太陽光や風力といった自然の力を使って作ることもできるみたいです!🌳🔆
【 水素エネルギー普及拡大に向けた徳島県のこれまでの取組みについて 】
徳島県では、平成27年に産学官の関係者からなる「徳島県水素グリッド導入連絡協議会」を立ち上げ、同年策定の「 徳島県水素グリッド構想 」に基づき、水素社会実現に向けた取組みを推進しています。
◦県庁への水素ステーション整備
「中四国初」となる自然エネルギー由来・水素ステーション(SHS)を設置 〔H27〕
◦移動式水素ステーション導入
「四国初」となる事業者の移動式水素ステーション導入を支援 〔H27〕

◦燃料電池自動車(FCV)
公用車として全国トップクラスの7台を所有。県単独のFCV購入補助制度を創設
◦燃料電池バス( FCバス ) 試乗会
早期導入を目指し「四国初上陸」の燃料電池バスによる試乗会を実施 〔H29~〕
◦徳島空港における SHS・FCFLセット運用開始
地方空港では「全国初」となるSHS+FCFLのセット導入を支援 〔H30〕
徳島県はこれまで地方初の水素社会実現に向けて、このように積極的な取り組みを進めています。
今後の事業展開については、地産水素を活かした供給拠点構築と燃料電池バス導入の好機を逃さす、徳島から水素社会の実現を加速していきたいと今回の協議会でお話をされていました。
『 人体にも環境にもプラスの効果をもたらす注目の物質 』
人体にはアンチエイジング効果をもたらし、環境面では炭酸ガスを発生させずに車を動かすという夢のような物質です。
宇宙で最も数が多く、空気よりも軽い物質でありながら、その爆発的なエネルギーが大きな可能性を秘める水素。
今後も研究が進めばさらに活躍の場が広がるかもしれません🌾🌴
また、徳島トヨタでは、MIRAIの試乗車をご用意しております!
実際に『 MIRAI 』を運転してみたい!という方はこちら👇
https://www.t-tokushima.jp/lineup/mirai
※MIRAIの試乗車は各店舗ごとに巡回致します。ご注意ください。
TAG PROJECT▼
https://www.t-tokushima.jp/tagproject
