86/BRZレース 2021 第9戦・第10戦!in 岡山国際サーキット
2021.10.23
10月16日(土) 17日(日)に、第4戦・第5戦が宮城県のスポーツランドSUGOにて開催されました!!
今回もチーム代表の大会レポートをご紹介します🔥

Date : 10月13日(水)
8月の十勝が延期になり、9月の鈴鹿は中止と2か月のインターバルをおいての久々のレースとなった、今回の岡山国際サーキット。
途中で何回か練習に来たものの、本番レースの試合勘がどこまで維持できているのかわからないので、今回は水曜日から現地入りとし、徹底的な走り込みとセッティングを行いました。
ミッションを朝一番に練習用に載せ替え、トラブルにも対処できるよう安心して練習に打ち込める状態からのスタートです。

30分×3回の走行枠で、まずは勘を取り戻すところからのスタートです。
ところが、2枠目の走行で大きなトラブルが発生!
前走車の跳ねた飛び石が当たり、フロントガラスが破損したのです。
岡山国際サーキットは、コース外が砂ではなく砂利になっており、少しでもコース外に入ると後方に砂利を跳ねてしまうのです。
急遽、交流のある地元チームに事情を話しガラス屋さんに連絡をとると、在庫があり、出張修理にて対応してくださるとのこと、一安心です。
そして、3枠目の走行後午後6時頃にガラス屋さんが到着。最後はライトを照らしながらのフロントガラス交換作業となりました。
Date : 10月14日(木)
曇り空の天気予報は外れ、青空が広がり10月とは思えないような暑さの中で、今日の走行は始まりました。
今日も、30分×3枠の予約をしています。
木曜日ともなると、有力チームはほぼ全チーム揃っているので、それぞれが走行ラインやブレーキングポイントなど、事細かに他チームとの比較をし分析していました。もちろん我がチームも精一杯の比較・分析を行いました。
そんな中、休憩時間の他チームとの情報交換で驚いたのは、ほとんどのチームが我がチームのデータ収集に努めているとのことでした。
あらためて注目度の高さを肌で感じさせられました。
そして2枠目の走行時にまたまたトラブル発生!
昨日交換したフロントガラスが再び飛び石で破損したのです。
さすがに今回は万事休すか…と思いながら、昨日のガラス屋さんに再度連絡すると、今日も再び来て下さるとのこと!
対応の速さと心意気にはいくら感謝しても感謝しきれません。
何度も何度もお礼を言いながら、電話を切りました。
すると、その後、我がチームがガラスを修理しているのを見ていた他のチームから、「自分の所もガラスが破損したんだけど修理できますか?」との問い合わせが相次ぎ、ガラス屋さんを紹介してあげて、今日も来て下さる予定だと話すと九死に一生を得たように大喜びでした。
それだけここ岡山国際サーキットはガラスには過酷なコースなんだと、あらためて痛感しました。
これで明日の専有走行と車検に臨めます。

Date : 10月15日(金)
今日は、午前中にフリー走行があり、午後からは専有走行が予定されています。
天候は今日も雨の心配はなく、ドライ。ただ、天気予報では明日・明後日は雨。
専有走行後にはドライで行くか、ウエットでいくかの最終決定をしなければなりません。
まず、今日は午前中のフリー走行後、専有までの約3時間で練習用のミッションから本番用のミッションに載せ替えと、ブレーキローターとパッドを新品に交換し、焼き入れをします。
タイム的にはライバルチームに引けをとらないタイムが出ているので、明日・明後日の予選、決勝に向けての最終の調整となり、スタッフ一同気合い十分の一日でした。
専有走行後には車検があり、無事合格。
そして、天気予報は雨雲の近づきがどんどん遅れてきているので、ドライのままでいくことに決定。
Date : 10月16日(土)
天候は曇り空ながら雨は降らず、このままもってくれればと願いながらの朝となりました。
早朝からタイヤマーキングとドライバーズブリーフィング。レースに使用するタイヤにマーキングを施し、ドライバーはレースの注意事項をじっくりと聞きます。
そして、9:55定刻どおり予選開始!
今回は、昨日の専有走行で菱井ドライバーより速かったドライバーについていく作戦です。
数台がコースインした後、そのドライバー達が揃ってコースイン。菱井ドライバーも遅れることなく、しっかりとついてコースイン。
1周目に間に1台入られたものの、ほぼ予定通りの予選アタックとなり、結果は5位。
そして、今回は土・日と2レースが予定されており、予選のセカンドタイムが明日(日曜日)のスターティンググリッドになります。
そのセカンドタイムはなんと2位!明日は見事フロントローのグリッドを獲得しました。
まずは今日の決勝をトラブルなく、そして無理をしない範囲で少しでも上位を狙う冷静な判断が重要です。
そして15:00、第9戦の決勝がスタート!
菱井ドライバーは無理をせず、5位を維持したまま周回を重ね、前走車に隙ができたらパスする作戦です。
中盤になると前走車のブレーキが苦しくなり、ラップタイムも落ちてきました。
そして、満を持して抜きに出たところで、なんと前走車がミス!
しかし、ミスしたことで運悪く菱井ドライバーの走路をふさぐような形となり、すぐ後ろにいたドライバーに前に行かれてしまいます。
残りの周回数と明日の決勝のことも考え、菱井ドライバーは無理せず6位でゴール。
まずは入賞し、ポイントを稼いだことで良し!としました。
Date : 10月17日(日)
今日は、8:30の車両保管解除後、11:10より第10戦の決勝です。
天候は曇り空で、かなり肌寒い気温となりました。雨の心配はなさそうです。
15分前にコースインし、スタッフが待つ2番グリッドに菱井ドライバーがやってきます。
フロントローの2台にはレースクイーンもついてくれて、否応にも気分は盛り上がります。
そして、スタート。
菱井ドライバーはジムカーナで培ったスタートの旨さには定評があります。
見事なスタートを決め、第1コーナーでトップに!
そしてそのまま後方を牽制しながら周回を重ねます。
『徳島トヨタ』とサイド一杯に書かれたレースカーが並み居る強豪を後方に従えて先頭を走る姿は、鳥肌が立つほど興奮しました。
スタートしてから一度も先頭を譲ることなく疾走し、いよいよ最終ラップへ。
スタッフはもう全員が神に祈るような気持ちで最終コーナーを立ち上がってくるのを待ちます。
しかし、最終ラップ前半で大きく姿勢を崩し、あわやスピンに!!
スタッフが声にならない悲鳴を上げると、それが聞こえたのか菱井ドライバーはさすがのテクニックで見事に立て直し、トップを守ります。
しかし、次に迎えたヘアピンコーナーで、僅かの隙を突かれて2番手にインに入られます。
菱井ドライバーはアウト側で必死に食い下がるもついに前に出られてしまい、そのまま2位でフィニッシュ!!
残念ながら優勝はできませんでしたが、「徳島トヨタ」の名前と底力を十分にアピールできた一戦だったと思います。
今まであまりにも遠すぎて夢にも見ることができなかった優勝が、本当に目の前まで近づいたことは、今まで努力してきたことが決して無駄ではなかったことを証明してくれました。
スタッフ一同、今後はしっかりと優勝の二文字を胸に刻みながらも、決して驕ることなく1戦1戦、全力で戦いたいと思います。
今後とも応援をよろしくお願いします!!
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