純国産「ひのまるメンマ」に迫る…!
2023.05.30
竹は管理が行き届かなくなるとどんどん増殖し、根が浅いため土砂崩れを起こす原因にもなってしまう。そんな現象は「竹害」とも呼ばれる。竹害から地域を守る為、以前から竹林整備をしている仁尾修治さん。しかし、一人で整備をしていても綺麗になる範囲は少しずつ。竹を粉にして田んぼに撒いてみたりと利活用を尽くしてきたが、それでも余るほどの竹。
他に竹の活用方法は無いか?と調べていた時、ちょうどテレビで「純国産 糸島メンマ」というものを発見。
すぐに純国産メンマを作る日高さんに連絡すると、「ぜひ見に来てください。」と言ってくれた。
早速見学に行き感銘を受けた仁尾さんはメンマ作りをスタート。
テスト販売やイベント出店を重ね、味やパッケージのブラッシュアップは何度も行った。
↓↓↓
そして2023年3月、ついにひのまるメンマが完成!
メンマといえば「ラーメン」のイメージだが、ひのまるメンマは今まで食べてきたものとは全然ちがう。スッキリとした味わい、シャキッとした歯ごたえがたまらない。
そのまま食べるも良し。ごはんのお供に、アツアツのご飯といただくのも最高です。仁尾さんのおススメは「おにぎらず」。メンマと共に人参しりしりやレタスを挟んでいただくという。写真を見せてもらったが、なんとも美味しそう!!これは試してみないと!
その他、チンジャオロースやアヒージョ、素麺の付け合わせや、
そのままご飯に乗っけてみる!!! などなど…
アレンジは自由自在⚡😳😳
仁尾さんの今後の目標は、竹林=厄介者 のイメージを無くすこと。「竹林整備は地域の問題でもある。一人でも多くの人たちと協力していきたいので、整備の方法の1つとして、メンマ作りを学びたい!という方にはどんどん広めたいです。」と語ってくれました。
【メンマができるまで】
①2m程度の幼竹を切り、更に上20センチ、下40センチを切って140センチほどの大きさにする
②皮を剥ぎ、加工しやすい大きさに切る
③大鍋でゆがく
④幼竹に塩を加え、1か月程度保存
⑤塩を抜いて、メンマの味付けして完成!!!
ちなみに中国産メンマには麻竹が使用されているが、ひのまるメンマに使用しているのは「孟宗竹」という種類の竹です。
可能性溢れる純国産メンマのこれからに目が離せませんっ!!!