オーダーシャツ「TRIANGLE」
2024.05.10
TAG TIMESにて掲載中の特集"徳島の匠をたずねて"。
今回は、フルオーダーのオリジナルシャツ制作を手がけられ
「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2017」徳島代表に選出された実績を持つ島本淳一さんをご紹介。

導かれるように、シャツ職人へ
シンプルでありながら美しく機能的、またストイックで神秘的なイメージも持ち合わせる「三角」をモチーフとして名付けられた「TRIANGLE」。人とともに光り輝く「三角」の様なシャツを提供したい・・・そんな想いが、島本さんの仕事の原点にある。
「小さい時からTシャツより襟つきシャツが好きな子どもでした。なぜか、ミシンも好きでした(笑)。中学・高校時代に映画やファッションにも興味が湧いて、服飾が学べる芸術大学へ進学しました」。
大学卒業後はパターン専門会社でアシスタントとして働きながら、ファッション専門学校に通う。その後、プレタポルテ(高級既製服)の会社にパターンアシスタントとして入社。2012年に郷里の徳島にて、念願の創業を果たした。当初はスカートをメインとしていたが、お客様の要望と自身のこだわりを追求するべく、2015年にシャツをメインに切り替えた。


愛着を持って、長く着続けられるシャツ
シャツのオーダー方法について尋ねた。
「襟や生地を選んでいただき、採寸から型紙、お仕立てまでの全行程をすべて私がおこなう[ビスポーク]と、採寸し県外の工場でお仕立てする[フルオーダー]の2種類があります」。
島本さんがシャツづくりで特にこだわっているポイントが3つあるという。
「ひとつは、デザインです。愛着を持って着ていただけるよう、クラシックでありながら、柔らかい印象、キメすぎない"抜け感"のある表情を創りたいと考えています」。
365日ほぼ毎日シャツを着て過ごしているという島本さん。積年の経験値・審美眼が凝縮されたデザインということだ。
「もうひとつは、生地です。定番のブロード(高密度な平織り生地)は170番~200番の肌触りの良い国産やインポートの高級品、またGIZAコットンなどもご用意しています。涼しく汗の乾きが早い夏用の生地、起毛の暖かい冬用の生地、高級ウール・カシミヤ混なども取り扱っています」。
生地サンプルを見せていただくと、たしかに手触りがやさしくなめらかで、素肌に直接着ても気持ち良さそうだ。
「最後は、長寿命なもの作りです。できるだけ長く気に入って着ていただけるよう、動きやすく、快適な品質重視のシャツ作りを追求したいと考えています。どうしても汚れや傷みが出やすい襟や袖口は、そこだけ交換することもできますので、どうぞご安心ください」。


今後の目標は、自身の技術をさらに磨きつつ、スタッフを何名か雇い入れ、受注量の拡大に対応できるアトリエ兼ファクトリーを構えることだそう。
島本さんの確かなセンスと熱量が込められた、自分専用のオリジナルシャツ。今着ているシャツに不満がある方、もっと自分に合うシャツを探している方は、ぜひ気軽に足を運んでいただきたい。

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【オーダーシャツ TRIANGLE】
住所:徳島市北田宮2-7-63
営業時間:平日10:00~15:30、土日10:00~18:00
定休日:月曜・火曜
詳細▶https://www.triangle-shirt.com/
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今回は、フルオーダーのオリジナルシャツ制作を手がけられ
「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2017」徳島代表に選出された実績を持つ島本淳一さんをご紹介。

導かれるように、シャツ職人へ
シンプルでありながら美しく機能的、またストイックで神秘的なイメージも持ち合わせる「三角」をモチーフとして名付けられた「TRIANGLE」。人とともに光り輝く「三角」の様なシャツを提供したい・・・そんな想いが、島本さんの仕事の原点にある。
「小さい時からTシャツより襟つきシャツが好きな子どもでした。なぜか、ミシンも好きでした(笑)。中学・高校時代に映画やファッションにも興味が湧いて、服飾が学べる芸術大学へ進学しました」。
大学卒業後はパターン専門会社でアシスタントとして働きながら、ファッション専門学校に通う。その後、プレタポルテ(高級既製服)の会社にパターンアシスタントとして入社。2012年に郷里の徳島にて、念願の創業を果たした。当初はスカートをメインとしていたが、お客様の要望と自身のこだわりを追求するべく、2015年にシャツをメインに切り替えた。


愛着を持って、長く着続けられるシャツ
シャツのオーダー方法について尋ねた。
「襟や生地を選んでいただき、採寸から型紙、お仕立てまでの全行程をすべて私がおこなう[ビスポーク]と、採寸し県外の工場でお仕立てする[フルオーダー]の2種類があります」。
島本さんがシャツづくりで特にこだわっているポイントが3つあるという。
「ひとつは、デザインです。愛着を持って着ていただけるよう、クラシックでありながら、柔らかい印象、キメすぎない"抜け感"のある表情を創りたいと考えています」。
365日ほぼ毎日シャツを着て過ごしているという島本さん。積年の経験値・審美眼が凝縮されたデザインということだ。
「もうひとつは、生地です。定番のブロード(高密度な平織り生地)は170番~200番の肌触りの良い国産やインポートの高級品、またGIZAコットンなどもご用意しています。涼しく汗の乾きが早い夏用の生地、起毛の暖かい冬用の生地、高級ウール・カシミヤ混なども取り扱っています」。
生地サンプルを見せていただくと、たしかに手触りがやさしくなめらかで、素肌に直接着ても気持ち良さそうだ。
「最後は、長寿命なもの作りです。できるだけ長く気に入って着ていただけるよう、動きやすく、快適な品質重視のシャツ作りを追求したいと考えています。どうしても汚れや傷みが出やすい襟や袖口は、そこだけ交換することもできますので、どうぞご安心ください」。


今後の目標は、自身の技術をさらに磨きつつ、スタッフを何名か雇い入れ、受注量の拡大に対応できるアトリエ兼ファクトリーを構えることだそう。
島本さんの確かなセンスと熱量が込められた、自分専用のオリジナルシャツ。今着ているシャツに不満がある方、もっと自分に合うシャツを探している方は、ぜひ気軽に足を運んでいただきたい。

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【オーダーシャツ TRIANGLE】
住所:徳島市北田宮2-7-63
営業時間:平日10:00~15:30、土日10:00~18:00
定休日:月曜・火曜
詳細▶https://www.triangle-shirt.com/
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