「TOTEBAG」
  革職人 田岡亮祐
     
          「chari leather aizome TOTEBAG」
        LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2018での、田岡氏のプロダクトをご紹介します。
プロダクトには、田岡氏が取り組んでおられた「革の本藍染め」を取り入れています。
3~4年前から、「indaco」というイタリアの牛革を使用した藍染製品の製作に取り組んでおられるそうですが、TAKUMI PROJECTでは、国産の革に挑戦したいという思いがあったそうです。
      プロダクトには、田岡氏が取り組んでおられた「革の本藍染め」を取り入れています。
3~4年前から、「indaco」というイタリアの牛革を使用した藍染製品の製作に取り組んでおられるそうですが、TAKUMI PROJECTでは、国産の革に挑戦したいという思いがあったそうです。
      そこで、田岡氏が出会ったのが明治に生まれた国産革「茶利八方革」と呼ばれる山羊革です。
20年ほど途絶えていた革だったのですが、この日本独自の革を復刻した方がおられると聞き、この「茶利八方革」に決めたそうです。
  20年ほど途絶えていた革だったのですが、この日本独自の革を復刻した方がおられると聞き、この「茶利八方革」に決めたそうです。
 
          「茶利八方革」とは…?
        植物の渋で鞣された山羊革「茶利革」に、縦横斜めからの手揉み「八方揉み」を繰り返し行い、革の表面を隆起させることで深い凹凸を生ませた革です。
多くの工程を人の手で行なっているため、技術を持った職人にしかつくる事ができません。
凄みがあるのに上品な、日本独自の希少な革です。
明治4年、アメリカの技師チャールスが招かれ、西洋の革鞣しが日本に伝わり、その後日本の技術者が生み出したその革は、チャールス氏の愛称「チャーリー」をとって「茶利革」と呼ばれるようになりました。
茶利八方革は、通常黒色に染色したのち手もみをするのですが、藍染革を作るため染色されていない革を譲ってもらったそうです。
      多くの工程を人の手で行なっているため、技術を持った職人にしかつくる事ができません。
凄みがあるのに上品な、日本独自の希少な革です。
明治4年、アメリカの技師チャールスが招かれ、西洋の革鞣しが日本に伝わり、その後日本の技術者が生み出したその革は、チャールス氏の愛称「チャーリー」をとって「茶利革」と呼ばれるようになりました。
茶利八方革は、通常黒色に染色したのち手もみをするのですが、藍染革を作るため染色されていない革を譲ってもらったそうです。
 
          
      染色は3~4年前から共に革の本藍染の研究をしている、古庄紀治氏による「天然灰汁発酵建て藍染」で染め上げます。
古庄氏による藍染後は、ghoe独自の手法で革のphを中和し油分を補います。後処理を行うのに、4日ほどかかるそうです。
こうして、茶利八方に藍染革が世界で初めて実現しました。
  古庄氏による藍染後は、ghoe独自の手法で革のphを中和し油分を補います。後処理を行うのに、4日ほどかかるそうです。
こうして、茶利八方に藍染革が世界で初めて実現しました。
      古庄紀治氏
明治時代から続く、「古庄藍染處」の六代目。
化学薬品を一切使用しない「天然灰汁発酵建て藍染」の第一人者であり、国選卓越技能賞「現代の名工」徳島県無形文化財指定。
  明治時代から続く、「古庄藍染處」の六代目。
化学薬品を一切使用しない「天然灰汁発酵建て藍染」の第一人者であり、国選卓越技能賞「現代の名工」徳島県無形文化財指定。
      明治の革と徳島の文化を掛け合わせ鞄を製作しました。
鞄を選んだ理由は、鞄が「常に人が持ち歩き、人の目につくもの」だから。そして、「茶利八方革の良さを知ってもらう」ため。
鞄の上半分には強い芯材を入れ、重さを支えるので型崩れが起こりにくく、逆に下部分には芯材を入れず
革のふくよかさを表現しています。
「オンオフ問わず使える男性の鞄」をイメージして製作しましたが、革の柔らかな質感が、女性にもおすすめできる鞄になりました。
  鞄を選んだ理由は、鞄が「常に人が持ち歩き、人の目につくもの」だから。そして、「茶利八方革の良さを知ってもらう」ため。
鞄の上半分には強い芯材を入れ、重さを支えるので型崩れが起こりにくく、逆に下部分には芯材を入れず
革のふくよかさを表現しています。
「オンオフ問わず使える男性の鞄」をイメージして製作しましたが、革の柔らかな質感が、女性にもおすすめできる鞄になりました。
 
          
      茶利八方を作れる革職人は数人しかおらず、徳島の文化である藍産業も置かれている状況は厳しいものです。
田岡氏は、「もっと多くの方に茶利八方や藍染を親しんでもらい、それぞれの産業に貢献したい。そして、日本の革の可能性を沢山の人に知ってもらうため、海外などで個展をしたい。」と話されていました。
  田岡氏は、「もっと多くの方に茶利八方や藍染を親しんでもらい、それぞれの産業に貢献したい。そして、日本の革の可能性を沢山の人に知ってもらうため、海外などで個展をしたい。」と話されていました。
「Indaco」
      牛革の本藍染革による製品    
   
          「chari leather」
      TAKUMI PROJECTで取り入れた、日本独自の革「茶利八方革」    
   
          〒770-0815
徳島市助任橋3丁目10
TEL:(088)635-8666
営業時間:12:00~20:00
定休日:火曜日
      徳島市助任橋3丁目10
TEL:(088)635-8666
営業時間:12:00~20:00
定休日:火曜日
MENU
  LEXUS NEW TAKUMI PROJECT
  レクサスが主催となり、
新しいモノづくりに取り組む若き「匠」を
サポートするプロジェクト。
徳島県で「匠」に選出された方をご紹介します。
    新しいモノづくりに取り組む若き「匠」を
サポートするプロジェクト。
徳島県で「匠」に選出された方をご紹介します。

 
									 
									 
									 
									